約1年ぶりに

本当に久しぶりだ。ブログを書く気が湧いてきたのは。きっかけは清水幾太郎著『論文の書き方』を読んだこと。
第一章にこうある。「読むという働きより一段高い、書くというつらい働きを通して、読むという行為は漸く完了するのである。(中略)この大きな緊張の中で、人間は書物に記されている対象の奥へ突き進むことが出来る。しかも、同時に、自分の精神の奥へ入っていくことが出来る。(中略)表現があって初めて本当の理解がある。」
いくら本を読んでも片っ端から内容を忘れてしまうのが歯がゆいのである。どんなに刺激的で示唆に富む内容であっても、数日経てば「えーと、どんな内容だったっけ」となるのが悔しいのである。要するに読んだ本の理解を深めるためにブログを書くのである。
ま、時には雑感も書くであろうが。