『名文素読暗唱法(山内清著)』vs『素読のすすめ』安達忠夫

★要約 『名文素読暗唱法』 毎日5分ほどの素読を提唱。カード方式。素読に適した文章を書いたB6判のカードを50枚ほど用意し、その中からその日の気分で2,3枚選んでそれぞれ1,2回大声で朗読する。それだけ。解説なし。ただ、はっきりと大きな声で音…

『論文の書き方』清水幾太郎著vs『日本語の作文技術』本田勝一著

★要約 『論文の書き方』 1、読むという行為に比べ書くという行為は格段に積極度が高くエネルギー消費量も大きい。書くことで初めて物事を深く理解できるのである。 2、初歩の段階では字数制限付の短文をまとめるのが良い練習となるであろう。 3、便利至極…

約1年ぶりに

本当に久しぶりだ。ブログを書く気が湧いてきたのは。きっかけは清水幾太郎著『論文の書き方』を読んだこと。 第一章にこうある。「読むという働きより一段高い、書くというつらい働きを通して、読むという行為は漸く完了するのである。(中略)この大きな緊…

今年の旅行計画

ここ3年ほど、毎年家族で旅行に行くのが恒例となっている。 3年前は、2泊3日で富士山へ(河口湖の周辺)。 2年前は、5泊6日で北海道へ(道央から道東へ)。 そして去年は、3泊4日で沖縄へ(沖縄本島)。 今年もどこかへ行きたいのだが、どこかいいところはな…

久しぶりに

書き込みします。 あけましておめでとうって、遅すぎる新年の挨拶。 パソコンを買い換えて、ADSLから光に乗り換えて、さらに無線にして・・・ってやってるうちに、時間がどんどん経過してしまった。習慣って一度途絶えてしまったら、元に戻すのが難しいね・…

クリスマスの夜

昨日の夜は、ナンバのSt.James(セントジェームス)という、ジャズの店に行った。夜8時から11時まで、ジャズのライブを体験してきた。 1mの至近距離で、サックスやピアノをプレイしてくれるという、まさに目の前の席。演奏もすばらしいの一言。たっぷり堪…

何を作りたい?

久しぶりの書き込み。年内最後になるかな? いろいろ思うことがあって書き込む気になれなかった。最近、思っていたことを少々書きたい。 じいちゃんの葬式で思った。じいちゃんの財産は、ここに集まった子孫たちなんだな、と。 みんな、そんなに悲しんでるわ…

祖父の死

平成17年12月16日の夜、祖父が永眠した。享年97歳であった。 死の直前まで元気だったらしいのだが、最近突然寒くなったので、老体がついていかなかったのだろう。 かなりの高齢だが、下の世話など全く受けず、自分で食事の用意から片づけまで全てやっていた…

大学生になったころ(5)

ある日、ひとりで部屋にいたとき、電話が鳴った。「もしもし」と出ると、聞こえてきたのはなんと女性の声だ。「もしもし、danranさんのお宅でしょうか」 全く女っ気のない私に、女性から電話? 期待と疑問とが入り混じりつつ、おそるおそる答えた。「はい、…

小学生になる息子に伝える言葉

大学時代のことを書くのに少し飽きたから、今日は別の話を。 息子が次の4月に小学校に入学する。そのとき、息子になぜ勉強するのか? を父として伝えたいと思っている。 なんて伝えよう? 3月末までまだ時間はあるが、頭の中でこねくりまわしていても進まな…

大学生になったころ(4)

私のいた大学は、三重県賢島から、船で1時間ほど行ったところにある無人島に保養施設をもっていた。通称「海の家」。 毎年夏、7月の終盤にクラブで行くのが恒例で、大学を出るまで7年間、毎年通い続けることになった。その1回目、1年生のときの話。 近鉄特急…

大学生になったころ(3)

大学時代、一緒にいたやつで、私に最も影響を与えたやつ、それがKBであった。同じ建築工学科の同級生だ。 気持ち悪いくらいいつも一緒にいた。一緒の布団で寝たことが何度もあった。彼は私に抱きついて来るのであった。キスもされた。私が初めてキスした相…

大学生になったころ(2)

当時、麻雀マンガが隆盛を誇っていた。 それは片山まさゆきの功績が大きい。『ぎゅわんぶらあ自己中心派』をヤンマガに連載させ、絶大な支持を得ていた漫画家だ。 彼の最高傑作はなんと言っても『スーパーヅガン』。悩める豊臣君の姿は、全ての麻雀フリーク…

大学生になったころ

私が大学生になったのは、1987年4月。18歳のとき。 高校卒業後、すぐ入院した私は、大学への入学手続き、下宿の確保等全てを父に任せた(合格を知ったのは病院のベットの上でだ)。なので、入学式で大阪に出てくるまで、住むところがどんなところか全く知ら…

37歳の夜

私は仕事が終わり、帰宅するときにはほぼ必ず家に電話する。たいてい奥さんが取るのだが、たまに子どもたちが取ることがある。そういったとき、私の第一声は決まっている。 「こちら、マジグリーン。マジレッドか? マジピンクは無事か?」(息子がマジレッ…

37歳の朝

(この投稿は削除することにしました。 あまりに個人的なことすぎて、ふさわしくないなということで。 ブログ初心者(でもないか)ということでご容赦を)

その一週間前

ちなみに、その一週間前、中之島公会堂というところでやっていた、聖歌のクリスマスコンサートというものを鑑賞しに行ったのだが、始まって5分で寝てしまった。(全部で2時間あり、結局最後まで寝てしまった) 感想を書きようが無いので、ブログには書きませ…

経験

私はダンスをやっていたお陰で、深くバレエ鑑賞を楽しむことが出来たと思うわけだが、これはすべての分野にあてはまることだな、と思った。 例えばジャズを聞きに行くとして、その人が自分でジャズをやっている人なら、素晴らしい演奏を、より素晴らしく、よ…

バレエ鑑賞のきっかけ

バレエを観に行くことになったきっかけは、息子の幼稚園の同級生(男の子!)がバレエをやっており、私がそれに興味をもったからなのだが、面白いことにその男の子の母親が、かつて私がダンスをやっていたとき、私と別大学でダンスをやっていた人だったのだ…

バレエ鑑賞初体験

ダンスやってて良かった。今日、本当にそう思った。 今日、新大阪のメルパルクに、バレエを観に行った。題名は、『ドン・キホーテ』(前島雅子バレエスクール第20回記念発表会)。 ここ数年来、観に行ったすべてのショーの中で、最も素晴らしいショーだった…

地下鉄御堂筋線にもの申す

昨日、地下鉄御堂筋線の梅田駅にて。改札から入ると、もう電車がきている気配。少し小走りで進むと、電車から降りたであろう乗客の集団の姿が見えてきた。 「あっ、やっぱり着てる」千里中央行きのようだ。逃すか!と思い、降車した人たちの群れに逆流しなが…

構造計算偽造のつづき

あまり触れたくないのだが、最近大きな話題なので、ゼネコン社員のひとりとして、また少し書いてみたい。 唐突だが、私は自動車業界がうらやましくて仕方ない。なぜなら、寡占企業が独占している業界であり、異常なダンピングも起こりようが無く、そして顧客…

絵本の読み聞かせ

「絵本の読み聞かせ」という言葉は、ちょっと恩着せがましい言葉だ。子どもに絵本を読んでやる、という上から見下ろすようなニュアンスがあるからだ。 言葉はそうだが、実は私は「絵本の読み聞かせ」を、すばらしいと思っている。今日は、その「絵本の読み聞…

前のめり

「私には失敗はない。なぜなら次の二通りしかないからだ。 1、成功する 2、成功への途中で前のめりに倒れて死ぬ だから失敗はありえない」(詠み人知らず) この文中、「前のめり」っていう言葉が好きで、紹介しました。 死ぬときの最後の言葉として、 ①「…

スーツ購入顛末

先日、スーツを買ったといったが、あのあとひと悶着あった。 実は同型のスーツにグレーと黒があった。グレーの方が断然かっこいいと思って、そっちに決めたのだが、次の日、やはり黒のスーツのほうがいいんじゃないか、と迷って、選びなおしに行ったのだ。 …

題名を知らない気になる映画

で、思い出した映画がある。といっても、私はその映画を見たことがない。何かの本で、ちょっと紹介されていた映画であり、題名も知らない。ただ、紹介されていたストーリーがかなりかっこよく、強く記憶に残っている。以下、どんなストーリーか書いてみるが…

ルパン三世 カリオストロの城

DVDで『ルパン三世 カリオストロの城』を見た。先日の11/23、TSUTAYAにいったとき、ふと見かけて借りてしまったのを、今日見たのだ。 子どもたちに大受けだった。よっぽど面白かったのだろう。リクエストが強くて、結局2回も見てしまった。 2回とも、一…

姉歯氏による構造計算偽造事件について

信じられない展開になっている。ゼネコンが偽造を強要したとは。ただ絶句。ああ、こんなやつらがいるから、内覧会が地獄となるのだ。(内覧会については、11月14日に、私の魂の叫びともいえる投稿があります) それはさておき・・・・ マスコミが悪い。今回…

大阪と広島

大阪と広島って、鹿児島と札幌くらい寒さが違うんじゃないか。実感として、それくらい違いがある。(鹿児島にも札幌にも住んだこと無いので実感もくそもないね) 7〜8年前、広島に住んでたとき、買った温風ヒーターがある。朝起きて、大体6時ごろだが、温風…

バランス感覚養成

大学時代、ダンスをやっていた。ダンスでは、バランス感覚が非常に重要だ。バランス感覚というと、なにをもってバランス感覚が良いとするのか、定義するのは難しい。私の理解するところを述べれば、体の中あるいは体周辺にオーラのごとく、芯が存在している…