ルパン三世 カリオストロの城

DVDで『ルパン三世 カリオストロの城』を見た。先日の11/23、TSUTAYAにいったとき、ふと見かけて借りてしまったのを、今日見たのだ。
子どもたちに大受けだった。よっぽど面白かったのだろう。リクエストが強くて、結局2回も見てしまった。
2回とも、一緒に私も見たのだが、全然飽きさせなかったのがすごい。笑わせるし、テンポがいいし、ワクワクハラハラさせるし、なんと言ってもクラリスがかわいい。
そう、クラリスがかわいい。ひょっとしたらクラリスは私の初恋の人かもしれない。子どもの頃、この映画を見て、「あー、ルパンになりてえー。そんでクラリスとつきあいてえー」とひそかに思った記憶がよみがえった。
よくルパンがかっこいいと言われる。初めて、人がそういうのを聞いたのは、確か大学生になった頃だった。「ルパンってかっこいいよなー」と友人が言うのを聞いて、えっ? と当時の私は思った。「ルパンもいいけど俺は次元だな」というやつもいた。これも私には???であった。
一番かっこいいのは五右衛門だろ? 心の奥底ではそう思っていたのだが、そういうと馬鹿にされそうな雰囲気があり、当時の私は口に出せなかったように思う。
(☆追記☆今では五右衛門が一番カッコいいとは思ってません。なぜか。彼ではクラリスを幸せには出来ないだろうから)
あれから18年ほどたち、今日、ルパン三世を見て思う。うん、確かにルパンはかっこいい。かっこよすぎるね。クラリスをいつも元気付ける。助け出すなかでもいつも明るい。そしてラストシーン。あまりに有名なラストシーン。「私も一緒に泥棒になる。一緒に私を連れて行って」と抱きつくクラリスを、ルパンは抱きしめたくてどうしようもない。しかし、そこを、ダメなんだ、歯を食いしばって、ルパンはクラリスの肩に手をのせ、「ダメだよ。クラリス。また闇の世界に戻りたいのかい。せっかく緑あふれるところに戻れたって言うのに」と、笑いながら伝え、そして消えていく。
あー、かっこいい。で、忘れていたんだけど、そのあと、銭形がまたかっこいいこと言ってんだね。
銭形「ルパンめ。大変なものを盗んでいきやがって」
クラリス「いいえ、刑事さん。おじさまは何も盗んではいきませんでしたわ」
銭形「いいえ、お嬢さん。やつは一番とんでもないものを盗んでいきました」
クラリス「・・・」
銭形「あなたの心です」
クラリス「・・・、はい!」