2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

根強いタブー

私は自分の気持ち・想いを大切にすること、そしてそれを伝えることをモットーとしている。数日前、同じ会社に勤める、同じ大学出身者で集まり、昇格者を祝い、かつ近況報告をするという飲み会があったときも、その信条通りの言動を私はとった。 近況報告の席…

私の子どもたち

私には、二人の子どもがいる。5歳で幼稚園年長さんの、長男じゅんと、4歳で幼稚園年少さんの長女みーちゃんである。二人とも父親に似て、男前なのだが、性格は全く違う。どんな二人であるのかを紹介するとともに、この二人のエピソードのうち、印象強く覚…

教師の暴力について

先日、お昼のニュースを見ながら、職場のみんなで食事しているときに、今年の夏の甲子園で優勝した駒大苫小牧の教師である野球部部長が、生徒である部員に暴力をふるったため、優勝報告会がキャンセルになるなど騒動となっている、との報道があり、それを見…

女はなぜ捨てられたがるか

フェミニストから激しい攻撃を受けそうなタイトルを書いてしまった。こんなことを書いた背景を説明したい。 私は「男は不能を恐れており、女は男に捨てられることを恐れている」のではないかと思っている。(今、表題と全く逆のことを書いたが、そのことはい…

おばあちゃん

おばあちゃんという存在は人間にしか見られないそうである。どういうことかというと、人間以外の種のメスは、繁殖能力を失った時点で遠からず死んでしまう。これは、種の保存という使命を全うしたため、生き続ける理由がなくなったから死ぬのであり、理由の…

ファッション考

服は体で着るにあらず、心で着るものだ。と、最近思うようになった。どういうことかというと、例えば地方の女の子が、大学入学と同時に都会に出てきて、きれいになった、磨かれたとかよく言われる。これはすなわち服のセンスがよくなっただとか化粧の技術が…

2004年、7月、北海道旅行の思い出

「おじいちゃん、どうしたの、こんなとこに呼び出して」 こう言ったのは、10歳になったばかりの、父親譲りのりりしい顔をした少年だ。彼が声をかけたのは、もう還暦を過ぎているというのに、40代前半にしか見えない、danranと呼ばれる老人だ。時に203…

岡村靖幸

私が好きな歌手(シンガー? ミュージシャン? アーティスト? なんかしっくりくる言葉はないものか)の筆頭は、多分尾崎豊と岡村靖幸である。(私は残念ながら音楽に深入りしたことがなく、人に薦められたレコード・CDをもっぱら聴くのみであった。雑誌を…

速読と線引き

本好きな人で、本を読みながら大切だと思ったところにマークをする人がいる。蛍光ペンを文字の上に走らせたり、鉛筆で線を引いたり。斎藤孝氏は、三色ボールペンで色をつけることを推奨している。でも、私はやらない。 速読を推奨する人もいる。一番はやって…

優しさ

上の文を書いているうちに思い出した。いつかテレビで(たしかヘイ!ヘイ!ヘイ!で。もう8年前くらいか)、TMレボリューションの西川くん(だったよな)がいいことを言っていた。 「ひとに優しく、自分にはもーーーーっと優しく。 とっても大切なことだ…

微熱

昨日、会社をサボったと言った。もちろん無断じゃない。ちゃんと電話を入れて、理由をこう伝えた。 「すいません。微熱がありまして、体がだるいんで、今日は休ませてください」 体温は36.5℃だった。完全な平熱。では、あの電話はウソだったのか。 違う。ウ…

『草枕』

今日読み返した本の中に、夏目漱石の『草枕』からの引用があって、とても有名な文だけど気に入ったので、転載したい。(別にいいよね、ブログに書いても) 山路(やまみち)を登りながら、かう考へた。 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通…

テストってなんのため?

テストは100点を取るためにある。 全員一斉に全く同じ問題を配って全員一斉に問題を解かせ、回収後、全員に点数をつけて返す。完全に暴力だな、こりゃ。点数悪い子の立場ないじゃん。誰がかれを救ってあげるの? 先生がそのあとその子をしっかりフォローする…

サボりのすすめ

今日、久しぶりに会社をサボった。 あー、言ってしまった。これで完全に会社の人にブログの存在を言えなくなってしまった。 会社をサボるって、すばらしい。特に、今は奥さん子どもたちが実家に帰っているので、一日中一人っきりで居れた。仕事が休みの日曜…

衝撃画像

購読しているメルマガに貼ってあったリンク先に飛んだところ、 すごい画像を見てしまった。 ビジュアル的インパクト絶大。 下記URLをクリック。 ↓ http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html (TBを貼るのはやめておいた。あま…

またまた日中問題

ちゃめさんのブログ、 8/16の「過去の清算へ日本が抱える問題」から。 TBが未表示なので貼れない。引用すると、 (以下引用) ”過去の清算は当事者の世代が生きているうちに解決してもらいたい” 実際は近隣諸国との信頼関係醸成には時間が掛かるでしょう。…

NHK「日本の、これから」を見て

私は、中国、韓国が嫌いである。 靖国・竹島・尖閣諸島・歴史教科書、等々腹立つ点はたくさんあるが、 要するに、彼らは何かあると、 日本は謝罪が十分でない、 と言い出してくるところが嫌いだ。 すぐに、われわれ国民感情が傷つけられた、といった 感情論…

『亡国のイージス』感想

「なんで俺のときに・・・」 首相に語らせたひとりごとにこめられた痛快な皮肉。 映画『亡国のイージス』で、イージス艦「いそかぜ」が乗っ取られ、 国防総省に召集された際に首相が漏らした一言である。 国家の在り方、国防の在り方という、今、日本で最も…

私の好きな言葉

7/22の日記に、ちゃめさんからうれしいコメントが寄せられた。 http://d.hatena.ne.jp/danran/20050722 「私の嫌いな言葉」という内容だったのだが、 それで、今日は「私の好きな言葉」を書いてみたいと思う。 「おーい、danran、やったな、お前」 「え、ど…

衆院解散、あれはどうなる?

郵政民営化は是か非か、というのは、 つまり今後進められるであろう改革路線が 是か非か、を問うのに等しい。 自民党(小泉)は、造反した37人の選挙区全てに、 対抗馬を立てるという。 国民の審判を受けるためだ、という。 まさに国民選挙。 すばらしい。…

「役に立つ」教

(8/8の、ちゃめさんのコメントを受けて) で、結局私が言いたかったのは、 (何かの)役に立つかどうか、 というものさしで人を見る価値観が あまりに幅を利かせすぎてるな、ってこと。 みんな、まあ、いい人なんだけど、 でも結局みんな、 「役に立つ」教…

deep satisfaction

『人は何のために生まれてきたのでしょうか。 それは幸せになるためではないでしょうか。 では、幸せとはなんでしょうか。 私はこう思います。 人のために役に立ち、 そのときふつふつと沸き起こってくる満足感、 その深い満足感、 deep satisfaction を、 …

行き過ぎた指導

先日、また痛ましい事件が起こった。 中学校の柔道部教官が、態度が悪いという理由で 部員である生徒を暴行し、死亡させたそうだ。 〝指導〟が行き過ぎたらしい。 〝指導〟だって? へー、〝指導〟ねえ? ふーん、〝指導〟なんだ? ふ・ざ・け・ん・な。 は…

「快は善なり」

「快は善なり」 この言葉は、かつて誰かがテレビで言っていた言葉で、 (色紙にこの言葉を書いていたように記憶する) 印象深かったのか、良く覚えている。 その後、その思いがどんどん強くなり、 今ではこう思っている。 快を求めるのは、いいことだ。 誰も…

PL花火、ラスト、スターマイン

空全部の色が変わった。 そのとき、 真っ暗な星空を、 少しグラデーションがかったくすんだ黄色が、 埋め尽くした。 私の頭上を越えて、 全て。 私と一緒に、 花火を見上げていた富田林の夜景たちも、 目を黄色く輝かせ、 楽しんでいるようだった。