地下鉄御堂筋線にもの申す

昨日、地下鉄御堂筋線の梅田駅にて。改札から入ると、もう電車がきている気配。少し小走りで進むと、電車から降りたであろう乗客の集団の姿が見えてきた。
「あっ、やっぱり着てる」千里中央行きのようだ。逃すか!と思い、降車した人たちの群れに逆流しながら階段を急いで下りた。(改札階より1階低いところにホームがある。)
「ドアが閉まります」とアナウンスされる。階段をおり切る。何とか間に合いそう。と、電車をみると、なんとそこは女性専用車両
「ありゃ」このまま女性専用車両に乗っちまおうか? でも抵抗あるよな・・・と一瞬迷ったのち、結局となりの車両へ走る。タイミング的にダメっぽかった。が、何とか滑り込むことが出来た。
あれで間に合わなかったら、悔しかっただろうな。ひょっとすると、私と同じようにして間に合わない人が多数いて、その人たちがクレームをつけるので、女性専用車両前に降りてきた人が、ぎりぎりのタイミングでホームに駆け下りてきた場合は、駅員がそれを見ていて、ドアを閉めないよう連絡してくれてたりして。
まさかとは思うけどね。
地下鉄御堂筋線について書いたので、ついでに常日頃思っている、座席について、一言申し上げたい。
地下鉄御堂筋線はひとつの車両に出入り口が4ヶ所ある。だから、シートが車両進行方向に5箇所に分断されている。問題なのは、そのシートの収容人数だ。地下鉄さんは、車両の進行方向両端の2シートは3人用で、真ん中の3シート(以下、中央シートという)は6人用だという。
そこで、1・2年前だろうか、どうしても6人座らせたいのであろう。中央シートそれぞれの中央に、垂直にバーを立てるという強攻策に出てこられた。
なぜ中央にバーを立てたか。真ん中に人を座らせないためだ。そこに〝でん〟と人が座っていると、両端・真ん中・その間の、計5人しか座れないからだ。それを阻止するために中央にバーを立てたのだ。
結果どうなったか。それぞれのシートにちゃんと6人座っているか? たいてい座っていない。窮屈で座りにくいのだ。バーを入れることで、ゆったり座れる最大人数が4人に減ってしまった。
5人座っているときが滑稽である。一方はきつきつに3人、もう一方はゆうゆうと2人が座っている。なにもしなければ、5人全員がゆうゆうと座れたのに。
みんなが小さく座るよう心がけてくれればいいが、決してそんな人ばかりじゃない。たいてい横柄な、おっちゃんの姿を見ることができる。彼らは大体太っており、足を思いっきり広げて座るのが得意だ。本当に眠いかどうか知らないが、その状態で目をつぶっている。
ああ、座りたいなあ、と思ったときも、窮屈そうで立っているのがまし、とあきらめる。彼らはとなりに誰かが座ってきても、「俺が先に座ってんだ。なに入ってきてやがるんだ。俺のスペースは1ミリも絶対ゆずってやんねえぞ」といわんばかりにびくとも動かない。
さて、これから出勤です。今日は土曜日の朝。ゆっくり座れそうだ。