友人の数

私は、どちらかというと友人が少ない方だろうか。誰かといるより、自分ひとりであることを望むことが多いし、私自身と話しをしているほうが、他人と話をしているよりずっと楽しいということがよくあるのだ。
だから、「人間の価値は友達の数で決まる」だとか、「人間の価値は、その人が死んだとき、どのくらいの人が悲しんでくれるかどうかで決まる」といわれるとつらい。誰が言ったセリフか知らないが、ひとを勝手に無価値にしてもらいたくない。
私は、こう考えるほうが好きだ。
ほとけさまは、そんなことで人を差別したりしない。みんな等しく価値があると思ってくれている。そしてみんな等しく幸せになってもらいたいと思ってくれている。